力を伸ばす

適職を見つけるための3つのポイント

困っている人
困っている人
どんな仕事が自分にとっての適職なんだろう。
そもそも適職なんてあるのかな。
どうしたら適職は見つかるんだろう。
ichi
ichi
こんなお悩みにお答えします!

 

本記事の概要

・どんな人にも適職は存在する
・適職を見つけるために大切な要素は3つある
・3つの要素を満たす仕事が適職といえる理由

 

本記事の信頼性

本記事を書いた僕は、自分が得意なフィールド(職種・業界)を見つけることが得意です。これを活かして市場価値が低いといわれる教師からの転職に成功しました。

 

適職ってとてもざっくりしていて、「自分に向いている仕事ってなんだろう?」と
僕もよくわかりませんでした。

しかし、自分の転職経験、教員時代に子どもたちの力を引き出す指導に取り組んだ経験、ひと月に10冊以上読んだ適職に関する書籍からの知識を元にまとめた、

適職を見つけるための3つの要素についてご紹介するのでご安心ください。

先にこの記事の結論である「3つの要素」をお見せしますね。

  • 得意を活かせる職種・業種
  • 居心地の良い職場
  • 努力が苦にならない業務内容

この3点をバランスよく満たせる仕事を考えることで、総合的に自分に適した仕事を見つけることができます。

本記事の後半に、「適職を見つけるためのツール」を紹介していますので、最後までじっくりと読んでいただけたらうれしいです。

得意を活かせる職種・業種

得意を活かすことが大切な理由

得意を活かせる職種(仕事)をする、業種(業界)で働くことがとても重要です。

なぜかと言うと、自分が1番高い価値を発揮できるのが得意なことだからです。

仕事=他人や会社に価値提供をして、対価としてお金をもらうことです。

 

例えば、

会社
会社
誰かこの商品を売ってくれないかなぁ
営業パーソン
営業パーソン
私が営業してたくさん売りました! 
会社
会社
たくさん売れて儲かったから給料どうぞ!

とか、

売上が少ないお店
売上が少ないお店
誰かうちのお店の売り上げアップを手伝ってくれないかなぁ 
コンサルタント
コンサルタント
私が売り上げアップの仕組みを導入します! 
儲かったお店
儲かったお店
売り上げアップして儲かった!価値ある仕事をありがとう。報酬をどうぞ! 

とかです。

 

このように、お金を払う人(会社、お店など)にとって価値のある仕事をすることで、報酬を受け取ることができます。

なので、より高い価値を提供できる人が、その対価であるお金をたくさんもらうことができるわけです。

例えば、「1千万円売り上げる営業マン1人」より「5百万円売り上げる営業マンを5人育てられる管理職」の方が価値が大きくなるんですね。

 

提供する価値を最大化する方法

最も効率的なやり方は、

今すでに人並み以上にできること=得意な事を仕事にする
得意を集中的に伸ばしていくこと

 

苦手・不得意を克服する努力は素晴らしいことです。
しかし、「提供する価値を大きくする」と言う意味では効率が悪いです。

「頑張ってなんとかレベル5の結果を出す人」と「安定してレベル10の結果を出せる人」

確実に成果を出してほしいとき、あなたならどちらに仕事を任せますか?

「安定してレベル10の結果を出せる人」を選ぶのではないでしょうか?

やはり得意なことを仕事に活かし、そのレベルを集中的に高めることが、価値を発揮するために必要となるんですね。

 

※ここで一点注意ですが、ここでいう「価値」は、絶対評価ではなく相対評価になります。

つまり、他の人よりも価値を発揮できていればOKということです。

お金を払う人(会社、お店など)は、仕事を依頼する候補者の中から、より価値を発揮してくれそうな人=良い仕事をしてくれそうな人に発注します。

つまり、大事なのは「他の人より優れていること」です。

他の候補者(ライバル)と比べて自分がどのくらいの位置にいるのか、意識する必要があります。

自分の位置を知るには、多くの候補者(ライバル)の情報を把握している転職媒体(転職サイトや転職エージェント)を使うことが効果的です。

 

居心地の良い職場

居心地のよい職場は人によって異なる

仕事に集中して成果を出すためには、居心地の良い職場を選びましょう。

なぜかというと、集中をジャマする余計なストレスは無いほうがよいからです。

職場で受けるストレスには主に次の2種類があります。

心理的ストレス(人間関係など)
物理的ストレス(デスクワーク、オフィス環境など)

こういったストレスが少なく、自分に余計な負担がかからない環境が「居心地がよい」といえます。

ただ、「居心地」と一言にいっても要素はたくさんあります。
例えば以下のような要素です。

人間関係
・互いを認め合える
・過度に管理されない
・風通しが良い
・適切な人事評価制度がある

ですが、こういった要素がそろえば100%居心地が良いかというと、そうとも限りません。

どんな環境を居心地よく感じるかは、人によって異なるからです。

自分はどんな環境を居心地がよい感じるのか理解する必要があります。

「居心地の良い環境」の探し方

例えばこのような方法があります。

・「嫌な環境」を書き出す

「好き」より「嫌い」のほうが自覚しやすいです。

そのためまずは「嫌い」を書き出してみると、避けるべきものが見えてきます。

・仲の良い友人の共通点をみつける

波長の合う人どうしには共通点があります。

その共通点と似た雰囲気のある職場は、居心地が良いと感じられる可能性が高まります。

・客観的な意見を参考にする

自分の内面を客観視するのは、意外と難しいです。

そうであれば、第三者の目線・意見を参考にしてみよう!ということです。

例えば次のような方法があります。

  • 診断テストを受けてみる

観的に自分のタイプを知ることができます。

の種類の診断テストがあるので、いろいろ試して共通点を探すと傾向が見えてきます。

  • キャリアアドバイザーに相談してみる

同じ悩みを抱えた多くの求職者との面談実績をもっています。

そのため、参考になる意見を聞ける可能性が高いです。

相談だけならお金がかからない場合が多いので、まずは気軽に確認してみるのが良いです。

 

努力が苦にならない業務内容

仕事のレベルアップは絶対に必要

スキルアップや給与アップへのハードルを下げるために必要な要素です。

今、得意な仕事だけでずっと稼げれば最高ですが、そう甘いものでもありません。

例えば以下のような現実があります。

・会社から求められる仕事のレベルが上がる
・同じ仕事しかできないと給与アップが難しい
・新人と同じ仕事しかできず、同僚からの視線も厳しい

そのため、より高いレベルの仕事ができるようになる必要があります。

がんばることが辛くない仕事を選ぶ

では、努力が辛く、がんばる自信をもてない業務内容だったらどうでしょう?

「短期間で急激に力がつく」というのは現実的に難しいです。

・身につけた力を発揮する
・より高いポジションに就く
・給料に反映される

どれにもたどりつけずに挫折してしまうかもしれません。

しっかり経験をつんで、着実にステップアップするために、

頑張ってもつらいと感じない
勉強することがあまり苦ではない

このように思える業務を選ぶことで、スキルアップや給与アップのハードルを下げるとよいです。

 

まとめ 適職をみつけるための3要素

まとめると、適職をみつけるためには次の3要素が必要でした。

  • 得意を活かせる職種・業種
  • 居心地の良い職場
  • 努力が苦にならない業務内容

わたし自身、スキル・年収アップ転職をする上で、この3要素を満たすことが現在の最適解です。

ですが、どれも人によって詳しい中身は異なります。

そのため、まずは自分についてよく理解する必要があります。

自分を理解するための手段はたくさんあります。

今後はこの3要素について、自己理解を深めるための手段をご紹介していきます。

 

幸せな人生を送るツールとして、自分にピッタリの【適職】をみつけにいきましょう!